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 NEC Mate MA20V/B-B
 分解&中身

 DATA:10'05-01
 Ver.1.00
 Ver.1.10 10'10-26(詳細(HDD、CDD、PCI)追加)

 今回は、私が学生時代に初めてジャンク屋さんで”9,999円”で購入したPCを載せますw
 まずは基本性能から。

項目内容
メーカー名NEC
販売開始2002年頃
CPU インテル(R) Pentium(R) 4プロセッサ 2AGHz(ソケット478,Northwoodコア,FSB:400Mhz)、 2次キャッシュ:512KB )
システムバス400MHz
メモリバス266MHz (DIMMスロット×2、PC2100)
最大1GB
HDDUltra ATA/100
ドライブCD-R/RW/FDD
通信 [LAN(1000BASE-T)]
グラフィックアクセラレータインテル(R) 845G Chipset
ビデオメモリ最大64MB
スピーカモノラルスピーカ内蔵(全面にジャック端子有り)
電源標準 50W / 最大 143W(表記は150W)
インターフェイスUSB:全面2個、背面2個
パラレル:D-sub25ピン
シリアル:RS-232C
ディスプレイ:ミニD-sub15ピン
拡張スロット:Low Profile AGP 1スロット空き、PCI 2スロット空き
本体サイズ本体(突起部除く):88(W)×325(D)×345(H)mm

 仕様はこんな感じです。
 基本的にはオフィス(ビジネス)向けの製品です。
 ゲームは不向きです。

 CPUが2GHzあるので、サブ機としては十分かなw
 家では主に、ファイルサーバ、作業用BGM、動画変換などの時間のかかるモノを任せてます。
 ちなみに、HDDは60GBでは物足りないので320GBにしましたw
 ジャンク店で売られているモノは本体の色が若干コーヒー色に近いものが多い。
 おそらく、企業のレンタル落ちだと思う。
 まぁ、そこそこ動くので良しww (特に故障もないが、若干CPUのファンがきてますw)

 さてさて、解説はこの辺までにして早速本題の前にお約束の一言。

               WARNING!!
 ※これから行う作業は【全て自己責任】でお願い致します。
 万が一この作業で部品が破損し動かなくなっても当方は一切責任は負いません。
 作業に自信の無い方は決して真似しないでください。
 これは分解を促すものではありません。あくまで参考資料です。
 また、作業内容の質問等も一切受付致しませんのであしからず。
<お兄さんとの約束だお



 ★元
 まずは購入当時の姿。
 完全フルノーマルです。
 Before

 
 ★現在
 そして現在の姿。
 ファンタスティックですね。
 最初の購入時のスペックより、格段にアップしてると思うw
 最初付いていたドライブではDVDも読めないので、TEAC スーパーマルチ(DV-W28EAT)入れました。
 ちなみに、右下のGeForce4 MX 440シールは自作。
 After

 
 ★背面
 USBが足りないのでPCIに外付けで追加しています。
 Back

 
 ★ご開帳
 本体カバーを開けた状態。
 FDDの下にCPUがあります。(FDDはねじ止め)
 CDDの下がHDD。マスターとスレーブで2個搭載可能です。取り付けの際は、OSが入ってるHDは「SYSTEM」に接続。(HDのジャンパーピン設定に注意))
 また、HDのマウンタは引き出し式です。
 静電気に注意

 
 ★AGPスロット
 AGP対応グラフィックボード用スロットです。
 この機種は買った時点では付いていませんでした。
 AGP1

 なので、Sofmapで当時カスタムで選択できたグラフィックボード(nVIDIA社製GeForce4 MX 440 玄人?)を、200円の物を追加w
 少しは足しになったようですw
 AGP2

 
 ★電源ユニット
 標準の電源ユニットです。
 MAX150Wしか使えないので、あまり無理をすると火を噴くかな?
 ジャンク購入して3年使ってるが、特に以上は出ていないから良しw
 ちなみに、買ったときは埃がチョモランマ・・・
 POWER

 
 ★CPU部
 Mate仕様のCPUクーラ。
 よく見るのと違い、ファンが横に2個搭載しています。
 CPUの真上がFDDなので、標準的な物は乗らないと思います。(FDDを外しても狭い・・・)
 ウチの子場合、右側のファンから異音が・・・。
 そういや、「3」ってなんだろ・・・。
 CPU1

 ★CPU部2
 4cmファン。
 片方が線が2本、片方が線3本(おそらく制御用)で一つのコネクタに繋がっています。
 CPU2

 ★CPU部3
 ファンアップ。
 標準で付いているファンです。
 交換の際は、サイズ、電流値に注意してください。
 CPU3

 ★CPU部4
 ファン解体。
 ※解体の際に故障する可能性が高い為、削除しました。

 ★CPU部5
 Pentium 4。
 ヒートシンクには熱伝導シートが付いていました。
 CPU!

 ★CPU部6
 そのヒートシンク。
 シートに刻印が写ってたw
 ひーと真紅

 ★HDD部
 このPCには”IDE”のHDDが2台載ります。
 ここでは下がマスター、上がスレーブになっています。
 余談ですが、システムが入っているのはマスターですょw
 尚、HDDのマウンタは引き出し式で、すぐ右にストッパーがあります。押しながら手前に引きましょう。
 HDDアップ

 ★CDD部
 スリムタイプの"IDE"のCDDです。
 接続にはIDEに変換する部品が最初から付いてます。
 CDDアップ

 ★PCIユニット部
 見ての通り、ねじ一本を外すとユニットごと外れます。
 PCI

 ★おまけ
 ソケット
 LGA478のソケット。
 取り付けの際は方向に注意! 無理矢理刺そうとしないで、仏の心で行いましょう。
 そけっと

 
 解体の方法は以上です。
 まぁ、デスクなのでそんなに難しいことは無いと思います。
 ちなみに私のよく行くジャンク屋さんには大抵置いてますねぇ
 ただ、MA20は無くなっていますが・・・
 CPUの載せ替え・・・、と言ってもFSBが400なのでたいしたモノは乗らないと思う(あっても2.4GHz?)。
 今となってはスペック的に低いですが、時間のかかる変換などを任せるにはちょうどいいかと思います(個人的主観)
 ネットもサクサク動くw(ニコニコ的な意味で)
 後は、定期的にメンテしてあげましょう!

 ★追加情報
CPUを Pentium4(SL6S7) 2AGHz ⇒ Pentium4(SL68T) 2.4GHzに乗せ替え、正常に動作しています。
まぁ、性能はほとんど変わりませんがw

 ではでは、良いMateライフを〜ノシ

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